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太陽光発電

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売却する前にもう一度立ち止まって! FIT太陽光発電投資の成れの果て

投稿日:2025年9月24日 更新日:

皆さんこんにちは。

みかん課長です。

 

先日投資詐欺について書きましたが、やっぱり後を絶たない。。。

 

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そんなに美味しく見えるんですかねー

といっても、みかん課長も経験あるからわからなくもないです。

今日は、先日の記事に加筆したいと思います。

 

FIT太陽光発電の例

先日、ある方とお話する機会がありました。

その方は、太陽光発電事業として、発電所を6基所有している方でした。

見た目では6基も所有している投資家には見えませんでしたw

 

その方が発電所を売却するって話していたんです。

その発電所とは、いわゆるFIT(全量売電)で売電単価も32円でした。

知らない人のために説明すると、1kw/32円なので低圧(50kw未満)の発電所であれば、年間平均約320万ほどの収益があります。

発電所のローンを支払っても利益は残る計算です。

 

その収益がほとんど残ってない

 

逆に赤字

 

って嘆いていたんです。

 

この方の太陽光発電への投資の経緯は知りません。

ただ儲かると思って投資したんだと思います。

まぁー実際に、数字だけで見ると儲かりますよね。

 

しかし実際には、発電所のメンテナンスや保険料、税金で毎月のランニングコストが発生します。

最近では保険等も高額免責が設けられて、事業者負担がかなり多くなっています。

電線設備等の盗難に関しても、新規契約では撤廃。

盗まれても保険金がでません。。。

 

まぁーまぁーですよね。

逆に犯人を訴えたところで被害額は返ってこない可能性のほうが高いと思います。

太陽光発電事業者にとっては厳しい現実です。

 

話を元に戻します。

 

その方は、発電所の支出と収入が合わないから売却の決断をしました。

確かに売電期間が残っていて、売電単価が高い発電所はセカンダリー発電所として需要があります。

今はFIT自体がなくなり、低圧発電所の区分もありません。

手頃な稼働実績のある低圧発電所は今が売りどきかもしれません。

 

なぜ手放さなければならない支出と収益なのか?

一般的にFIT案件は野立て(山や田んぼ)に設置しています。

設置環境的にはよくありません。

屋外なので機器の故障も起こります。

パネルが割れたり、パワーコンディショナーも故障したり。

故障すれば当然ながら修理しないと発電できませんから、ローンが支払えません。

発電事業者にとって、1日発電所が止まればその分だけ収益が落ちます。

1日でも早く復旧してほしいですよね。

そこで業者選定です。

 

太陽光発電販売業者、いわゆる全量屋はFITバブル崩壊後、倒産している業者が結構あります。

全量屋って、見た目が電気屋っぽくなく、当時成金ぽい風情の人が多かったですねw

裾が短く素足で革靴、おまけに帽子w

見ただけで、全量屋ってわかるくらいですw

 

32円案件を施工した業者は、今では存在していないところが結構あります。

まぁーバブルだったので淘汰されますよねw

逆に、その隙間をねらって新規業者の参入もあります。

発電事業者からすれば、作ってくれたところにお願いしたいけど、倒産してなければ探して依頼しますよね。

 

当然ながら電気関係のことなので、専門業者に依頼します。

診断して故障原因を突き止めます。

大体、故障原因はパワーコンディショナーの不具合が多いです。

 

流石にパワーコンディショナーの修理等は専門業者でもその場では直りません。

メーカーに送り、審査して修理依頼します。

その際、自然災害か電気的機械的損傷の判断をメーカーお墨付きでもらい、お客様の加入している保険と照らし合わせて保険請求していく流れです。

 

そこで保険申請する業者が、水増しした工事費を事業者に請求したり、工事をした程にしてしてなかったり。

その探した業者が、悪徳だったりするんです。。。

 

見積もりを取れば、○○○万円

みたいな高額な代金

 

こんなもんですよーって言われて、不審がるも1日でも早く復旧しないと収益が落ちるので依頼。

高額な請求ながらも確かめようがないし、発電所の復旧のほうが急ぎます。

業者主導の運びとなり、気づけば収益と支出が合わない。

それだけならまだしも、

 

修理していたはずの機械が1ヶ月足らずでまた故障。

復旧まで時間がかかる。

別の発電所でも同じようなことが起こる。

 

これの繰り返しになったんです。

支出もさることながら、発電所の故障やエラー通知はストレスたまりますよね。

 

故障エラー通知=収益減

 

これらを考えれば、太陽光発電に関しても

 

ほったらかし。は無理です。

最近は放ったらかしで、監視メンテナンスする業者もいますが、費用面考えれば。。。

ってとこです。

 

情報弱者にならないためには

太陽光発電事業者に限らず、投資するのであれば、その業界のある程度のことは勉強しなければなりません。

ただただ、投資したら利回り〇〇%だけ信じてもその通りにはなりません。

太陽光のように自然が左右される事業であれば、想定外の被害もあります。

 

また国の制度も大きく変わっています。

今までOKだったことが義務化されたり、下手すれば「認定取り消し」

最悪今までの発電した売電金額を国に返還するこもあります。

 

事業者にとってはたまったもんじゃないですよね。

当時良かったことが、今では最悪認定取り消しなんて。。。

情報が遅れて放置していれば、ものすごい損失になります。

 

業者選びだったりも必要ですが、最低限の情報は知識武装で必要です。

 

工事費の見積もりに関しても、相見積もりを取れば比較対象が出来ます。

太陽光発電所の見積もり自体が、出口(投資額や利回り)あっての金額なので、あってないようなものです。

要するに、それ相応ではないことが多い。

調整していることが多いです。

 

これらは経験や勉強で養うことが出来ます。

知らなければ、そんなもんかなーって終わります。

 

ただ業者の見積額って、不正解はないんです。

特に工事費に関しては、「ウチの工事費はコレ!」っていわれればそれまでです。

その比較対象の中で、値段と技術を加味して選ぶだけです。

 

しかし業者がいない中やっとの思いで探し当てた業者に依頼しなければ、また業者ジプシーになります。

総じて、何事も情報が必要ってことですね。

 

投資をする前に勉強や情報を得るのは必須です

投資をするには勉強が必要です。

株式投資やFX,不動産などなど

何も知らない状況で、虎の子を差し出すことなんて出来ません。

 

株やFXみたいな流動性の高い投資案件であればなおさらです。

丁半博打みたいに、上がるか下がるかの2択で運だけでは勝てるわけ無いです。

 

今回の太陽光発電所事業者の方にも言えますが、

 

 

自分で勉強していない

 

 

money

せっかくのいい案件を、育てて利益にすることが出来なかった例です。

情報さえしっかりしていれば、今でもお金を生む「不労所得」になっていたはずです。

実にもったいない。

 

あなたが投げたそこが底

 

太陽光発電投資は、ちゃんとすればかなり儲かる案件です。

また、誰と組むかも非常に大事です。

世間一般では太陽光=売国奴みたいなイメージがあります。

ただ国産の機器もありますが、海外産(中国製)のほうが優れているんです。

 

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投資なので費用対効果は必要です。

 

SNSで太陽光はかなりイメージ悪いですが、これは僻みややっかみの連中です。

発電事業者もそれなりのリスク背負ってやってますから。

やってない人にとやかく言われる覚えはありません。

 

環境破壊とかなんとか言ってますが、国の許可は得ています。

本の一部の、欲の皮の厚い全量屋が自分の利益のためにお客様に案件を押し付けてるっていうのはあるかもしれません。

それらの業者のイメージは全く持って良くありません。。。w

 

概ね、みかん課長は太陽光投資に肯定的な考えです。

 

何の投資もそうですが、情報や勉強は絶対条件です。

 

投げたら終わり

 

なんてことはありませんから。

 

それでは

ドロンニンニン

 
みかん課長
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