中国は笑いのデパート
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皆さんこんにちは。
みかん課長です。
昨日無事に帰国しました。
今回の中国出張は、概ね上々の出張でした。
やることはやった。って感じで、今年の終わりにふさわしい出張でした。
毎回毎回、この国の人達は本当に笑わしてくれます。
みかん課長も一人で笑いを堪えるのが必死。
中国人からしてみると、別に面白いことしていない。って思うのかもしれませんが、文化の違う国から見ればおかしくてしょうがない。って感じですね。
今回は、中国人思考について書いていけたらと思います。
今回も前回と同じく、中国の杭州という場所に行ってきました。
まぁ、前回行った場所なんですが、今回は会社同士の契約ともあって、少々緊張気味での出張でしたが、終わってみれば結果オーライ。
先方の社長とも打ち解けました。
そして契約も無事に終わり、会食したのですが、中国人思考というのは実に面白い思考でした。
万国共通で信用とは大事なものです。
中国でも同じことが言えますが、基本的に相手を信用していないのが中国だと思います。
というのが、信用してもすぐに裏切る。
ってことが考えられます。
って、今回契約したことを裏切られるの?
ってことですが、十分に想定できます。
従って、100%の信用なんて出来ません。
しかし、大の大人が契約書を交わし、契約内容と違えば、第三者機関である裁判所に行くだけです。
そのための契約書の内容は、騙されることは想定内です。
しかし、矛盾するところがあって、今回の社長は、まずは信用するところから始まらないとビジネスは出来ない。
と話していました。もちろんその通りです。
信用できない相手とビジネスなんて出来ません。
信用している相手であれば、仮に支払いが遅れても構わない。とも言ってました。
恐らく、その社長がそうだけであって、殆どの中国人は騙される方が悪い。って思ってると思います。
もちろん、日本人であるみかん課長は、契約を遵守しますけどね。
今回の社長は、中国人らしくないGentlemanでびっくりしました。
契約も無事に終わったみかん課長ですが、良い中国人もいれば、マナーの無い中国人もたくさんいました。
中国でマナーを謳うのは程遠いです。
個人主義が多く、他人になんて構ってられない。っていうのが大半です。
しかし、優しく親切な中国人もたくさんいます。
それらの人は、本当に親切でした。
日本人よりも親切かもしれません。
人口が多い国なので、親切の割合からすれば、日本以上に多いと思います。
みかん課長も、これらの中国人に助けられましたね。
一方、マナーのない中国人はと言うと、
とにかく痰を吐きまくります。
空港のロビー、駅の構内など、いたるところで、
かぁぁーーーっぺっ!
っと、痰を吐き、そこで吐き捨てます。
これは老若男女でした。
可愛い女の子さえも痰を吐き捨てます。
汚いですね。
しかも、露骨に
ペッ!
って吐き捨てます。
灰皿までも痰壺代わりです。
キチャナイですよね。。。
まぁ、日本も昔は「痰壺」ってあったくらいですから、否定的ではありませんが、時代を考えればなしでしょうね。
また、タバコに関しても日本とは全く違います。
みかん課長も煙草を吸うのですが、中国でも禁煙エリアは多く存在していました。
がっ
全くルールは守られていません。
歩きタバコは普通です。
また、デパート内のフロアでもタバコを吸ってる人がいました。
まぁ、これはかなりの例外でしょうが...
その光景を見るたびに、普通にしているところがおかしくておかしくて(笑)
とにかく、マナーということに関しては全くと言っていいほど守られてはいません。
まだまだ、といった感じで伸びしろを含めていました。
いろんな笑いの商品が並んでいます。
しかも、その数は多いです。
一例を上げると、
飛行機の着陸時のこと。
着陸したときって、停止するまではシートベルトをしているものですよね。
飛行機が停止したらシートベルト着用サインが消えて、初めてシートベルトを外します。
しかし中国では、空港についたら全員シートベルトを外し、飛行機が停止する前に上のロッカーを開けて自分の荷物を取り出そうとします。
しかもほぼほぼでした(笑)
一斉に、中国人がロッカーに手をやるところの光景はなかなか面白いです。
毎度のことのように、CAがアナウンスしていますが、完全無視状態。
とにかくせっかちと言うか何というか。
人よりも我先に!と言わんばかりで、とにかく人より先に行くことが偉いんだと思います。
それが故に、順番を守りません。
みかん課長も気づけば順番飛ばしをされています(笑)
正にスナイパーのごとく、狙いを定めたら粛々と実行するような感じ。
って思えば既に中国人がいたりします。
この国では、競争社会が成り立っています。
人よりも先に!
ってことが多く感じられるので、当然ながら譲り合いなんてものは全くありません。
車でも歩行者優先ではなく、乗り物優先。
信号も守りませんし、そもそも信号が少ないです。
歩行者に対しては、クラクションを鳴らしまくりで、どけどけ!と言わんばかりに鳴らしてきます。
日本だったら、あおり運転されて大変なことになります(笑)
しかもクラクションの鳴らしかたが、腹立つ鳴らしかたなので、初めて聞くと苛立ちを感じます。
街ではこのクラクションの音がいたるところで鳴り響いています。
もう、お祭り騒ぎです(笑)
またこれらのことは、天然でもなければ、狙ってやってることでもなく、至って真面目にしていることです。
それ故に、面白い。
真顔でこれらのことをし、真顔で怒っている姿は、私達日本人からしてみれば面白すぎるんです(笑)
今回の中国出張では、それらを見てきて一人で笑っていました。
俯瞰してみれば、この国は笑いのデパート。
まだまだ笑いを提供してくれそうですね。
ではでは
ドロンニンニン